訪日韓国マーケティング

【2025年最新】韓国インバウンド集客の必要性。3ヶ月で訪日外国人で売り上げを2倍にする

韓国インバウンド集客の必要性。3ヶ月で訪日外国人で売り上げを2倍にする

コロナが収まった2023年から、韓国人観光客は急激に増え始め、2024年にはついに881万人を突破、1か月で95万人もの韓国人が日本を訪れる月もありました。

韓国人が多く訪れる都市の事業者様はもちろん、その他の事業者様も、韓国に合ったプロモーションを実施することで、韓国人観光客の誘致を期待できます。

インネートグロースで訪日韓国人マーケティング

Innate Growth(インネートグロース)では、訪日韓国人向けのマーケティングをお手伝いしています。
SNSショート動画マーケティング、Naver対策、Googleビジネスプロフィール対策、多言語HP制作、インバウンド客対応化を通じて、訪日韓国人客を増やします。
今、日本国内での消費は低迷しており、1人当たりのGDPでは韓国が日本を追い抜きました。
なぜ訪日韓国人なのか、なぜ訪日韓国人のインバウンド対策をしなければいけないのか、3か月でお店を訪日韓国人でいっぱいにするにはどうすればいいのか、事業者様の悩みを解決するコンテンツを作成してきます!

韓国におけるインバウンドプロモーションの重要性

コロナ前と比べ、2023年/2024年は日本への訪日韓国人観光客が増加しており
韓国向けのマーケティングに力を入れることで、競合他社に差をつけることができる時代になりました。

訪日韓国人観光客の推移

2019年~2024年の訪日韓国人観光客の推移
  • 2015年400.2万人
  • 2016年509.3万人
  • 2017年714.0万人
  • 2018年753.9万人(過去最高📈)
  • 2019年558.4万人(日韓関係悪化の影響で減少📉)

🔹 コロナ禍(2020年以降)

  • 2020年:48.8万人(コロナの影響で大幅減📉)
  • 2021年:1.5万人(ほぼ壊滅的な状況😢)
  • 2022年:31.1万人(少し回復)
  • 2023年667.7万人(コロナ前を超える回復!)
  • 2024年:約881万人(全体の約24%)

上記のグラフやデータからも分かる通り、訪日韓国人は増加の傾向にあり
2024年には過去最高である1年間881万人もの韓国人が日本を訪れました。

飛行機便の増加

それに伴い、LCCを中心に空路も増加しています。

日本全国:2024年881万人の韓国人観光客(国別3位)

韓国から日本に向かう空路はこんなにも!
韓国→東京・大阪・福岡・北海道・名古屋・香川・佐賀・大分・長崎・宮崎・熊本・鹿児島・沖縄・仙台・徳島(2025年新)

ちなみに..世界で最も利用されている国際線路線

びっくりな情報ですが、世界中で最も利用されている国際線路線の第3位ソウル(仁川)~東京(成田)線です。

この情報からも、日本と韓国がどれほど密接な関係であるかが分かります。

トップ3の国際航空路線(2024年)

1位:香港~台北線:提供座席数約678万席

2位:カイロ~ジェッダ線:提供座席数約540万席

3位:ソウル(仁川)~東京(成田)線:提供座席数約540万席

参考:https://www.cnn.co.jp/travel/35227458.html
参考:https://flyteam.jp/news/article/138558

韓国人の日本での消費金額

さらに、、韓国人観光客は消費金額でも訪日外国人の中で国別3位を記録しています。

【訪日外国人】国別消費額ランキング
  • 1位 中国(1兆7335億円)
  • 2位 台湾(1兆936億円)
  • 3位 韓国(9632億円)

しかし、中国人観光客はハイブランドや家電製品、香水などの買い物に4割の金額を消費しているのに対し、韓国人観光客は旅館、温泉、食事、ショッピング、文化、娯楽施設等、様々な部分で消費をしており、リピーターが多いのが特徴です。

ということは、、、

一般的な宿泊施設、飲食店、体験や娯楽施設が受けることのできる恩恵は
中国人観光客も韓国人観光客もほぼ同じということになります!!

韓国向けのマーケティング、どのように行っていく?

韓国へのマーケティングの重要性が分かりましたね。
それでは、韓国へのマーケティング施策を具体的に解説していきます。
これから解説することを1つ1つ行うことで、韓国人観光客は確実に増えていきます。

SNSの活用

韓国人は流行にとても敏感な為、流行りの旅行地や飲食店、カフェには行列ができます。
実際にテレビ取材を受けた飲食店や、ネットフリックスに出演したシェフの飲食店などは
1か月先の予約が即時埋まってしまったり、人気が出てフランチャイズをオープンさせるケースも少なくありません。

韓国でのSNS利用状況

韓国によるSNSに利用状況は以下の通りです。
韓国人が多く利用するSNSに絞ってマーケティング施策を行っていくことをおすすめします。

SNSを活用して何をする?

上記の表を確認していただくと、Instagram、Youtube、TikTokの使用用途や使用率は日本と変わらないかと思います。
ショート動画で韓国人向けにプロモーションを行っていくことが望ましいです。

以下にSNS毎の活用方法と、韓国では必要のないSNSをご紹介します。

Instagram/TikTok

:Instagramの活用方法は日本と変わりません。
現在韓国では日本と同様に、リール動画の人気が高まっていますので、これから韓国向けにInstagramに参入する場合は、まずは必ずリール動画から攻めていきましょう。
リール動画を作成する際には、テロップやキャプションが必須です。韓国人向けに投稿していることをInstagramのアルゴリズムに分からせるようにしましょう。

Youtube

:YoutubeもInstagram/TikTokの活用方法と同様となります。
まずはショート動画から攻めていき、ファンがついてから長尺どうがも徐々に上げていくことをお勧めします。

Naver Blog

:Nevar Blogが一番大事な施策と言っても過言ではないかもしれません。
こちらは【Naverを利用したイベントの活用】の見出しで解説します。

必要のないSNS:X(旧Twitter)

:韓国でのTwitterの利用度は約25%で、日本よりも低いです。
一定の趣味を持った方々の交流の場で利用されているSNSですので、マーケティング施策としてXに力を入れる必要は無いでしょう。

成功事例:韓国人観光客向けSNSマーケティングの実例

実際に韓国人をターゲットにマーケティングを行い、成功した日本国内の事例をご紹介します。
「外国人」と括ってマーケティングをするのではなく、「韓国人」向けにマーケティング施策を行うことが大切です!

📍 大阪の人気カフェ
大阪のあるカフェは、韓国語でのInstagram投稿&韓国人インフルエンサーの招待を行い、大きな話題に。韓国人旅行者の訪問が急増し、Googleレビューにも韓国語の口コミが増加!

📍 東京のドン・キホーテ
韓国人観光客向けに「韓国語POP」「TikTokキャンペーン」を実施し、訪日韓国人がSNSで大量拡散!韓国のSNSで「日本で必ず行くべきお店」として定着。

📍 北海道のスキーリゾート
NAVERブログでのレビュー投稿を強化し、「韓国人が選ぶ冬の旅行先ランキング」にランクイン!Instagramのストーリーズ広告と組み合わせて集客に成功。

NAVERの活用

私は韓国向けのマーケティングにおいて、NAVERの活用が一番大切だと思っています。
NAVERとは何なのかを含め、以下で解説していきます!

NAVERとは?韓国最大の検索エンジンとその特徴

NAVER(ネイバー)は、韓国最大の検索エンジンであり、韓国国内で圧倒的なシェアを誇るインターネットサービスです。
NAVER Corporation(네이버 주식회사)によって運営され、Googleとは異なる独自の検索アルゴリズムとポータルサイト型の情報提供方式を採用しています。

韓国では検索=NAVERという認識が強く、ニュース、ブログ、ショッピング、マップなど、多様な情報を統合して提供するのが特徴です。

韓国人はどのくらいの割合でNAVERを使用しているの?

韓国ではNAVERとGoogleのシェアが拮抗しており、データによって異なりますが、以下のような傾向があります。

  • NAVER:47.1%
  • Google:45.0%
  • Bing:4.3%
  • Daum:1.3%

参考:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/south-korea

Googleのシェアが増加傾向にあるものの、NAVERは依然として韓国国内で圧倒的な支持を得ています。
そのため、韓国人向けのマーケティングを行う際には、NAVERを意識したマーケティング施策が重要になります。

NAVERを活用した観光地のマーケティング施策

インネートグロースでは、韓国人が旅行を計画する際の特性を生かし、以下の施策を行うことを推奨しています。
1つ1つ行っていくことで、韓国人観光客がじわじわと増加することが期待できます!

①NAVER旅行情報へお店を登録する

NAVERには、NAVER旅行情報という機能があり、韓国国内の飲食店/ホテル/観光地を含め海外の情報にも対応しています。
基本的には韓国国内の事業者のみ登録ができるのですが、海外の事業者の場合は「トリップアドバイザー」にお店の情報を登録し、NAVER旅行情報と連携することでトリップアドバイザーの情報やレビューを反映させることが出来ます。

海外のお店も以下のように表示されています。
例として福岡のマップを見てみましょう。

緑のピンがホテルの情報、青色のピンは飲食店やショッピング、観光地の情報です。
飲食店をクリックしてみると、レビューや営業時間などの情報が出てきますが、特徴的なのが「NAVERブログ」の情報も紐づいて表示されることです。

試しに福岡タワーのページを開き、리뷰(レビュー)→ 블로그 리뷰(ブログレビュー)を開いてみると、4892件(2025年3月時点)のNAVERブログの記事を確認することができます。

韓国人はNAVERブログを活用し、実際に行ったことのある人のレビューを見て旅行の計画を立てますので、NAVER旅行情報にお店を登録し韓国人にお店の存在を知ってもらうこと、そして韓国人のレビューを集めることが重要です。

②GoogleマップやNAVERブログ、トリップアドバイザーへのレビュー投稿を促す

「NAVERを利用したイベントの活用」でも解説しますが、Googleマップ、NAVERブログ、トリップアドバイザーへの韓国語のレビューを集めることも重要になってきます。
GoogleマップはMEO対策と同様です。

レビューを投稿してくれた方には何かをサービス!などのイベントも良いですが、レビューを投稿したくなるような、韓国人に紹介したくなるようなお店作りも大切だと言えます。
例えば、少しでも韓国語を用いて会話をしてみる、お店に韓国語のメニューや注意書きを配置するなど。
私たちが海外に行き日本語を少しでも話してくれる定員さんがいると、気分が良くなりますよね。それと一緒です。

NAVERを利用したイベントの活用

最後の対策、NAVERを利用したイベントの利用について解説していきます。

訪日韓国人観光客に向けたマーケティングにおいて、NAVERブログの重要性は非常に高いです。
日本を訪れる韓国人観光客は、旅行先の情報収集や計画をする際に、SNSやブログを頻繁に活用する傾向があります。
特に、韓国国内でNAVERは検索エンジンや情報収集ツールとして非常に広く利用されており、観光地、食事、ショッピング、文化体験などについての詳細な情報をNAVERブログを通じて得ることが一般的です。

そのため、韓国人観光客にNAVERブログを書いてもらえるような施策を行っていくことが大切になります。

NAVERブログを書いてもらうには?

飲食店でお客様にネイバーブログでレビューを書いてもらう方法はさまざまです。レビューは他のお客様に信頼を与えることができるため、お客様が自発的にレビューを残すように促すことが重要です。以下は飲食店でお客様にネイバーブログでレビューを書いてもらう方法です:

1. 直接レビューをお願いする
  • 直接お願いすることが最も効果的な方法かもしれません。食事を提供する際に「食後にネイバーブログにレビューを残していただけるとありがたいです」と優しくお願いしましょう。
  • 注文後、会計時に「ブログにレビューを残していただけると、より良いサービスを提供するために努力します」と付け加えると、お客様は前向きに反応する可能性が高いです。
    是非韓国語でお声掛けできるようにしてみましょう。
2. レビューを残すと特典を提供する
  • レビューを書くことに対する報酬を提供すると、お客様が自発的にレビューを残す確率が高くなります。例えば、「ネイバーブログにレビューを残していただければ、次回来店時に割引クーポンをお渡しします」や「レビューを書いていただければ、無料の飲み物クーポンを差し上げます」などの特典を提示できます。
  • ただし、特典を提供する際には、レビュー内容に偏りが出ないように注意し、誠実なレビューを促すことが重要です。
3. レビューの書き方を案内する
  • 一部のお客様はネイバーブログにレビューを書く方法が分からないことがあります。そのため、お客様にレビューの書き方を案内するカードを提供したり、QRコードを使って簡単にレビューを残せるページにアクセスできるようにする方法があります。
  • 例えば、会計時にネイバーブログのQRコードを渡し、お客様が簡単にレビューを書けるようにすることができます。
4. ソーシャルメディアを活用する
  • 飲食店のソーシャルメディアアカウント(インスタグラム、フェイスブックなど)でレビュー促進キャンペーンを実施できます。例えば、「ネイバーブログにレビューを残して、SNSでタグ付けしていただければ、抽選でプレゼントを差し上げます」というイベントを実施する方法です。
  • お客様がSNSに投稿すれば、ネイバーブログにもレビューを書くことを自然に促すことができます。
5. レビューを書く動機を与えるメッセージを伝える
  • レビューを書きたいという気持ちを引き出すメッセージを伝えましょう。例えば、「ここでの体験を他の人と共有すると、もっと楽しい経験になります」といった言葉を使って、お客様にレビューを書く動機を与えることができます。
6. レビューを促す環境を作る
  • 店内にレビューを書いてもらうよう促すポスターレビュー専用の案内板を設置して、お客様が自然にレビューを書くように誘導します。例えば、「美味しくお食事いただけましたか?ネイバーブログにレビューを残してください!」という文言をポスターやメニューに掲載することができます。

結論

訪日韓国人観光客をターゲットにしたマーケティングは、SNSやNAVERといったデジタルプラットフォームを活用することが極めて効果的です。
この記事で説明しているように、これらの施策を効果的に実施することで、訪日韓国人観光客の増加を図るとともに、観光地や日本全体の経済成長にも貢献することができます。

訪日韓国人の集客を行いたい事業者様は、是非インネートグロースまでお問い合わせください!

 

ABOUT ME
Saki
【SNS合計1万人フォロワーを集めた経験有/1か月でYoutubeを0から500登録者まで伸ばす/検索順位1位の記事を多数保有するWebサイト運用経験有】 韓国在住の訪日韓国人マーケターです。 ショート動画の制作、Webサイト制作/運用、市場調査担当。